Sponsored by 一般社団法人 ステップボーンカット協会
美容師の価値を高めるメディア|ビヨニュー【美容師×NEWSTANDARD】 » 人気サロンへ!美容室経営お役立ちコラム » サロン経営は客単価じゃなく、時間単価を考えることが重要?時間単価の上げ方

サロン経営は客単価じゃなく、時間単価を考えることが重要?時間単価の上げ方

客単価は「高いほどいい」と思われがちですが、サロン経営において大切なのは、客単価よりも「時間単価」という考え方。ここでは、客単価と時間単価の考え方についてまとめます。

美容室の時間単価を上げるためのポイント

目次

時間単価の考え方

そもそも時間単価とは、時間あたりの単価のこと。客単価と時間単価の違いは以下。

例:1日の客数が5人、その施術に合計6時間かかった場合

5人分の売上が合計6万円だったとすると、その日の時間単価は、6万円÷6時間=1万円となります。時間単価とは1時間あたりの単価であると同時に、担当者の時給ということもできます。

時間単価の上げ方とは?

時間単価を上げるには、以下の方法が考えられます。

1:ムダな時間を減らす

お客様が来店してから帰るまでの間には、意外とムダな時間が潜んでいるもの。施術自体のスピードアップはもちろん、担当者の手が止まっている時間はないか、お客様の滞在時間全体を見直してみるといいでしょう。

2:メニューを値上げする

他の対策を練らなくとも、メニューの価格そのものを値上げすれば、時間単価を上げることができます。手早く時間単価を上げたい場合、あるいは、現在の価格が安めに設定されている場合などには有効な方法です。

3:オプションメニューの強化

通常の施術メニューの値上げが難しい場合は、オプションメニューで価格を上げられないか検討してみましょう。

例えば、トリートメントなどは短い施術時間でもプラス料金を得ることができます。炭酸ミスト、頭皮クレンジング、ヘアパック、マッサージ、ヘッドスパなどのオプションを用意して、時間単価アップを目指しましょう。

4:物販の強化

シャンプー、トリートメント、ヘアワックス、スプレーなどの物販は、時間単価を上げるための強い味方です。初めて購入されるお客様には、カウンセリングをしたり、使い方をレクチャーする必要がありますが、その商品を気に入ってリピートしてもらえれば、次からは時間をかけずに売上を上げることができるからです。

ポップを作ったり、実際に試してもらったりして、商品に興味を持ってもらえるようにリードしていくのもひとつの手段です。

メニュー単価と物販売上を
実際に上げられた事例を紹介!

まとめ:施術時間の適正をしっかりと見極め、時間単価を意識する

ビヨニュー
編集チーム

施術時間の短縮は
お客様のメリットにもなる

美容室の経営者や施術担当者は、時間をかけたほうがお客様の満足度が上がると考えている人も多いようです。

確かに「ゆっくり時間をかけてやってもらいたい」というお客様もいますが、実は「希望通りの仕上がりになるのであれば早く終わるほうがいい」と考えているお客様がほとんど。2時間、3時間かかるものを、1時間、2時間で終われば、その分、お客様の大切な時間が増えるのですから。

美容師とおしゃべりをしたい、美容室に長居したいと思っているお客様に対しては、オプションメニューを受けていただくといいでしょう。

このように、時間単価を上げることは、美容室側はもちろん、お客様にとってもメリットのあることなのです。

ドライカット無しで時間短縮が可能な
ステップボーンカットとは?

カットに自信が持てる!
特許取得のカット技術が学べる、オンライン講座とは?