関連ページ
Sponsored by 一般社団法人 ステップボーンカット協会
安定した美容室の経営のためには、リピート率アップが欠かせません。「このサロンにまた来たい」と思わせる、リピーターを増やすためのポイントをまとめています。
お客様がリピートしない理由として、一番多いのが「なんとなく」。意外に思われるかもしれませんが、これは、明確な理由はないものの、「また行きたい」と思えるものがなかったということです。
しかし、掘り下げていってみると、具体的な理由は出てきます。
ここに思い当たる節はないか、振り返ってみましょう。
全国の美容室のリピート率の平均は、90日間で新規顧客30％、既存顧客70％だといわれています。リピート率は、以下の計算方法で算出されます。
自店のリピート率を計算する場合には、期間を区切ったり、担当者別にしたり、施術ごとに分けたりすると、リピート率が低い原因を分析できます。
リピート率を上げてリピーターを増やすためには、まず、スタッフの技術力を向上させる必要があります。お客様がイメージするスタイルを形にしたり、お客様の髪の悩みを解決できる技術を身につけたりすることで、お客様の満足度が上り、次の来店にもつながります。
お客様の要望に応えるためには、カウンセリングも重要です。お客様の悩みや要望をしっかりと聞き出すことで、イメージを的確に形にすることができるからです。
お客様の中でイメージがまとまらず、具体的なスタイルが聞き出せなかったとしても、会話の中から情報が得られる場合もあります。お客様がリラックスできるよう、話しやすい雰囲気を作ることも大切です。
接客態度に問題がないかも見直してみましょう。こちらが親近感を持ってフレンドリーに接しているつもりでも、お客様によっては、失礼に感じる人もいるかもしれません。お客様ひとりひとりに合わせた接客を行うようにしましょう。
お客様の来店後は、お礼のメールや定期的なDMなどで、コミュニケーションを取るようにしましょう。次回来店時に割引になるクーポンや、ポイントカードなどの導入もおすすめです。メールやDMなどはあまりしつこくせず、次回来店のタイミングなどを見計らって送るようにしましょう。
クーポンを利用して、安価が目的のお客様はリピートしづらいと言えるでしょう。価格の安さが来店動機の場合は、初回だけ安くしてもらえば良いといった気持ちのため、他店でもっと安い価格で施術できる美容室を見つけたら、簡単にそっちの店舗に行くでしょう。初回クーポンを発行する場合は、通常価格とのバランスを考慮しておきましょう。
ビヨニュー
編集チーム
美容室の経営において、新規顧客を獲得するのはとても重要なのですが、新規顧客の開拓は、リピート率を上げるよりも手間もコストもかかります。そのため、経営を安定させるためには、リピーターの存在が欠かせません。
「この美容室にまた来たい」と思ってもらえるだけの技術力や提案力を身につけ、接客や店の雰囲気など、細かい部分にも気を配りましょう。