一人美容室で月100万円の売上を達成するためにはいくつかの方法があります。低単価で客数を増やすのか、単価を上げて客数を減らすのか。理想とする働き方と現状を踏まえて検討してみましょう。
どんな商売でも、その目的のひとつに「売上を上げること」があります。その原則は「売上=客数×客単価」であり、美容室でいうならば、月にお客様が何人来店したか、それぞれのお客様がいくら使ったかを掛け合わせることで、その月の売上が出ます。
つまり、売上をアップするためには、客数を増やすか客単価を上げるかという考えになるのです。
この売上の原則を踏まえると、月に100万円を売り上げるためには、いくつかの方法があることがわかります。
100万円=単価5,000円×200人
ここから、さらに週に何日休みをとるのかで、1日あたりの施術人数が異なります。
100万円=単価1万円×100人
上記同様、週に何日休みをとるのかで、1日あたりの施術人数が異なります。
100万円=単価2万円×50人
客単価が高いと1日に施術する人数が大きく変わります。
ビヨニュー
編集チーム
低単価で客数を増やしてガッツリ回していっても、高単価にして客数を絞っていっても、100万円の売上には変わりありません。1週間にどれくらい休みが欲しいか、1日にどれくらいのお客様を受け入れるのか。理想とする仕事のペースや体力面での心配があるならば、客単価を見直してみることも必要です。
月の売上が100万円に届いていないという場合、その原因として考えられるのは、
この3つです。ご自身はどれに該当するでしょうか。
客数が足りているのであれば客単価のアップを、客単価をクリアしているのであれば、集客アップの施策を、どちらも足りていないのであれば、戦略を根本から見直す必要があります。
客数と客単価の両方が不足している場合は、両方をともにアップさせるという方法もあるのですが、各美容院の状況に応じて、客数から上げていくか、客単価から上げていくかを判断していきましょう。客数から上げていっても、いずれは価格を改定する必要が出てきますし、客単価から上げていくのであれば、より質の高い集客が求められます。
売上が月80万円から200万円に!
実際の売上アップ事例を紹介
一人美容室の場合、月100万の売上を達成するためには、新規リピート率なら40~50%、常連リピート率なら90%というラインをキープしたいもの。リピーター率が低いと、常に新規顧客を開拓していかなければならず、そのためには労力もコストもかかります。
ビヨニュー
編集チーム
リピート率が低いという場合は、「価格に対して提供するサービスの価値が見合っていない」か、「実力不足」であることが考えられますので、早急に対応策を練る必要があります。一人美容室で月100万を売り上げるための自分の課題が見えたら、早速、その解決のための対策を考えましょう。自身の技術に自信がない場合は、オンラインサロンや研修などを受講するのもおすすめです。